BCS (ブレーカーコントロールシステム) |
開発目的 | 店舗・工場を運営される中で生じるさまざまな経費の削減は大きな問題だと思います。その中でも電気料金は機械を動かす限り必然的に掛かる経費であり、これを削減することはできない相談です。 では、 契約形態はどうでしょうか? 御社は正しい契約をなさっていますか? 不利な契約をしてはいませんか? BCSは電力契約を見直し、基本契約の削除を行うこてでコストカットを可能にしました。 |
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現状 | 店舗・工場で主に使用されるのは動力(三相)です。 動力には使用料と別に基本料金が掛かっています。 その料金はどのようにして決められているのでしょうか? |
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基本料金の決定方法 |
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問題点 |
ではなぜこの新方式がそれ程浸透していないのでしょうか? それは、主開閉器契約を結ぶときに条件があるからです。 その条件とは、この契約を希望される場合は、必要な電流量に合わせたブレーカーを設置し、そのブレーカー容量で契約すること、つまり 今付いている200Aや300Aのブレーカーを50Aにすればその容量で契約しましょうということなのです。しかし、モーターは安定運転時に流れる電流量は小さくても動時や負荷の掛かったときに大きな電流を必要とします。そのためブレーカーの容量を小さくすることが出来なかったのです。 そのため、せっかくの新方式も一般には浸透することなく無意味なものとなっていたのです。 これまでいろんな業者があらわれました。しかし、そのほとんどはコンデンサーを使って電流量を抑える とか使う機械に優先順位をつけてよく使う機械に必要な容量のみで契約するというものでした。 これでは普段はよくても急ぎの仕事が入った時に動かせない機械がでてきてしまいます。 また、夏場にエアコンが使えないというような問題も生じてきます。 必要なときには全て機械を支障なく使え、しかも基本料金を大幅に見直せる方法はないのでしょうか? 実は、あったのです! |
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開発 |
ブレーカーは過電流が流れたときにこれを遮断し設備を保護するためのものです。 何%の容量が流れたら何分以内に遮断するという条件がJIS規格で決められています。 普通のブレーカーはこの条件内に金属の収縮を利用して遮断(落ちる)します。 そのため条件内の時間で過電流が流れても遮断(落ちる)しません。 しかし、発熱します。そのため何度も熱が冷めるまではすぐに落ちる状態になってしまいます。 しかし、規定では条件内の時間であれば遮断はしなくても良いわけです。 では、熱で遮断するのではなく数値で制御すれば良いのではないでしょうか? その発想で開発されたのがBCS(ブレーカーコントロールシステム)なのです。 BCS(ブレーカーコントロールシステム)とはブレーカーのON・OFFをコンピューターで制御することにより、一時的な過電流ではブレーカーが落ちなくなったのです。 さらに電流の振幅を抑えることでモーターが必要とする最低限度の容量で契約を可能にしたのが 当社のBCS(ブレーカーコントロールシステム)なのです。 さらに万一遮断する(落ちる)する1分前に警報ブザーにてお知らせするので安心です。 そして、エアコン制御機能もついています。 |
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電子ブレーカーQ&A |
なぜ、電子ブレーカなの? 電子ブレーカーはコンピューター制御されており、他のブレーカー違い時間によって落とす方式を採用 している為、一定時間内に定格電流を割れば何回定格電流値を超えたとしてもブレーカーが落ちることは ありません。通常のブレーカーは外気温の影響を受けやすい為、夏場はブレーカーが落ちやすくなります。 他社は電子ブレーカーを取り扱っていないの? 当然ブレーカーを製造しているメーカーは電子ブレーカーも扱っています。当社と他社の違いは電子ブレーカーの動作する時間にあります。当社の電子ブレーカーはJIS規格ぎりぎり まで持つように設計されているのに対し、他社の電子ブレーカーはかなりの余裕をもって設計されています。 また、当社のものは設定された時間を常に守るのに対し、他社のものは最大値と最小値にかなりの開きが あり動作にムラがあります。 配線は燃えないの? 定格電流を超えても一定時間は落ちないので配線は大丈夫か?と思われるかもしれませんが、全く問題あ りません。なぜなら、配線は既存のまま使いますので現在支障がないのであればBCSを設置しても何ら問 題は起こりません。またBCSと既存のブレーカー間の配線も通常一つないし二つ大きいもので配線します ので全く問題は起こりません。ブレーカー動作表(JIS規格) 電子ブレーカー制御の仕組み |
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BCS仕様 | 電源 |
AC50/60Hz
0℃~+50℃ 90%以下(結露なきこと) 腐敗性ガスの無い場所 |
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(ブレーカーコントロールシステム) | 接地 | |
使用温度 | ||
使用湿度 | ||
その他の環境 | ||
取付方法 | 壁面接地 | |
外形寸法 | w400×H400×D150㎜ | |
重量 | 10kg | |
保証 |
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BCS(ブレーカーコントロールシステムイメージ) BCS(ブレーカーコントロールシステム)導入による低圧電力基本料金削減効果 【例】設備容量30kwの場合(東京電力の場合)30kw×1,020円=30,600円(月間低圧電力料金)が ↓ BCS導入により20A(7Kw)の主開閉器契約に変更 7kw×1,020円=7,140円(月間低圧電力料金)になる ↓ 月間 23,460円の削減(純利益) 年間 281,520円の削減(純利益) ※削減金額は設備の稼働状況や数によって異なります。 BCS(ブレーカーコントロールシステム)導入の設備償却 低圧電力月間25Kw削減の場合 25Kw×1,020円×105%=26,775円削減500,000円÷26,775円=18.7ヶ月(約1年7ヶ月) 低圧電力月間20Kw削減の場合 20Kw×1,020円×105%=21,420円削減 500,000円÷21,420円=23.3ヶ月(約2年) 低圧電力月間25Kw削減の場合 15Kw×1,020円×105%=16,065円削減 500,000円÷16,065円=31.1ヶ月(約2年7ヶ月) ※BCS(設備工事・電力会社申請・現地調査費含む)500,000円 ※東京電力低圧電力基本料金単価1,020円(電力会社により若干異なります) ※BCS法定耐用年数10年 |